日本はもちろん、世界中の歯科医師、技工士、衛生士のプロフェッショナル向けに、様々な歯科医療用製品を製造する歯科医療総合メーカー、株式会社ジーシー様に、弊社のトータルソリューションについて聞きました。
株式会社ジーシー様
http://www.gcdental.co.jp/
株式会社ジーシー様
株式会社ジーシー様
設備に関する考え方が一致していたのです。
この工場は操業が昭和51年なのですが、本社からの指示で工場の拡張をやることになりました。
そこで導入設備を検討するにあたりトップさんの前身である会社との関係が少しあったのです。
その後、トップという会社を創業するというときに、少し相談をしてみたのですが、その時にコミュニケーションが合い、設備に関する考え方が一致していたのです。
また、私達の『世の中に貢献しようとする気持ち』という事が一致しました。
そこで色々と相談するうちに意気投合し、『いろいろと提案をお願いしますよ!』という事になりました。
今風に言えば“WIN-WIN”関係です。『お互いにメリットがある』という感じです。
我々の基幹製品であった石膏埋没剤を生産していた時代に、トップの前身に 勤める西島さんから新しい包装形態の提案があり、同時に設備などをコーディネートし てもらったのです。
オーガ式縦ピロー包装機とラップラウンドケーサーとパレタイズシステムという、当時としては業界初の設備導入となりました。
そのおかげで売上が3倍くらいに上がったんです。まさに 製品ブランドを上げてくれたんです。
30年前は、石膏埋没剤は透明のポリ袋で包装し、作業性や保存性等に問題がありました。
そこにアルミフィルムを使った“ガゼット包装”という新しい提案をしてくれたのです。『これが、見た目もかっこいいんです(笑)』。
また、アルミ構成のガゼット包装ですと、保存性も良くて品質も保てるようになり、また、設備導入により作業性も向上しました。『生産性2.5倍アッ プ』です。
その当時の設備投資額としては大きな金額だったと思いますが、“作業性”、”生産性“、 ”品質“が向上するという提案を、当時の経営陣が西島さんの考え方や説得力にコロッと負けたのか(笑)、信じたのです。
その成功の記憶が私の中に鮮明にあり、新規設備導入時トップさんに相談してみようという事からお付き合いが深まっていったんです。
我々もいろいろな原価低減を考えるんだけど、トップさんは包材から機械まで、いろいろなことをよく知っているんですよ。だから“よりよい提案”をどんどんしてくれるんです。時に、自分が損するような提案もする事もね(笑)。例えば、『今よりいい品質のものでも安くなりますよ』というように…。
そういう意味では提案営業をしているんだな。そこが一番大きいな。
ほんといろいろな製品をトップさんにお願いしているのですが、値段は決して安くないんです。我々は比較すれば直ぐわかりますからね。
また、設備を導入するにあたり、他のラインとのマッチングは当然我々でやりますが、包装資材と機械とのマッチング、また、導入後のメンテナンスも含めてトータルのコストが安ければいいんです。トップさんへは、トータルコーディネートをお願いしています。包装部分だけでなく、その他のラインのことをよく知っていてくれるんですね。
だから私のやりたい事、いいたい事をよくわかってくれる。
お客様からのクレームとかも考えると、トータルでロスコストが少ないこと。これが大事だと思います。
我々は2000年にデミング賞をとっているのですが、その審査のとき、取引先の優良会社として、トップさんを推奨し、かつ審査を受けてもらいました。
また、2004年には日本品質管理賞も受賞しました。
また、ある商品については、我々のカイゼンも加え、充填機から包装まで、トータルでの提案をしていただきまして、生産性が約4倍になったという実績もあるんです。4人必要だったのが、1人で済むようになりました。原価低減の効果も大きいです。
このカイゼンにより、我々が全社カイゼン活動1位、QCサークルへのノミネートもされました。
不満というか不安?。西島社長と同じ考え方を持つ後進の育成。考え方の継承は非常に難しいので、お互いに相談したいですね。
不安として唯一挙げるとすれば、コスト面です(笑)。資材単価は決して安くないのですが、安定した品質管理とクレーム対応力までトータルで見れば関係ない。問題解決に対するスピードが他社と違うのです。ジーシーはトータルでメリットがある会社とこれからも付き合いたいと思っています。
我々も様々な計画があるのですが、今回、緊急の大きなプロジェクトがあったのです。それをトップさんに相談を持ち込んだら断られた… 。だけど、今回は我々が説得?(笑)。
他の業者という選択肢もあったが、今回はトップさんに頼んでチャレンジしてもら おうと。なぜそこまでしたかというと、ここでチャレンジしないと、我々の生産効率がブレークスルーしないと判断した。そんな場合のパートナーはトップさんしかいないと判断したのです。