【導入企業の説明】
洋菓子メーカー様(東京都)
【導入の背景】
従来、ラングドシャー製品において、他社フィルムでは
長期保存の際の”湿気”が気になる。との市場クレームが発生しておりました。
ただし、設計の条件として中身を見せたい為、アルミ箔構成はNG。
透明フィルム構成が前提でのご相談となりました。
また、乾燥剤を使わずに作業性の維持とコストUPを抑えたいとのご要望もありました。
従来のバリアーフィルムでは成し得なかった『圧倒的な湿度バリアー設計』が必要となりました。
(要望点:●さっくりした食感の保持●コストUPの抑止●中身が見える包装●ピロー包装機対応)
【導入効果】
試作品により湿度90%/40℃の環境で加速試験を繰り返し行った結果、
ある設計において、感応試験で他とは違う明確な食感の差が見られました。
この特殊フィルムを採用いただき、実際の室温で流通(45日間)した結果、
賞味期限の間際まで「さっくりした食感」の保持が可能となりました!
また、副次効果として風味も向上いたしました。
最終的にフィルム設計のみで対応できた為、乾燥剤を追加することなくコストUPも抑止できました!
(乾燥剤投入装置がなく、手投入では作業員の増員が必要となる為ネックになっていました。)
また、包装機械適正も問題なく、ロス率にも影響はありませんでした。
●トップでは品質保持性能、対費用効果、機械適正をトータルで検証して
お客様にご満足いただけるものだけをご提案しております。
『蛇足ながら・・・』
エアコンを切った状態でのデパートや店舗などの室内環境は、非常に高温多湿となり、店頭の在庫にとって
想像以上に過酷な保存状態となる場合がございます。よって想定外の品質問題が起きることがあります。
時としてオーバースペックと思われる設計が必要になることもあります。
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